山形県 山形市 江良歯科医院
山形県 山形市 江良歯科医院

インプラント

インプラントとは

インプラントとは
インプラント治療とは、何らかの原因で失ってしまった歯の代わりに、顎の骨にチタン製のネジを埋め込み、かぶせ物をして人工の歯を作る治療です。
失った歯と同様に機能することが可能となる、先進治療です。

従来の治療法との比較

治療法インプラントブリッジ
治療方法とイメージ

歯の根の代わりになるチタンの棒を骨に埋め込み、その上に歯を かぶせていく方法
失った歯の両側の歯を削り、冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法
硬いものが咬める
違和感がない
美しい仕上がり
保険適応がある

(材料等に応じて)
特徴[メリット]
顎の骨に固定されているので自分の歯と同じように食べることができる。
周囲の歯に負担をかけない。
[デメリット]
簡単な手術が必要。
[メリット]
固定式のため違和感があまりない。
[デメリット]
両隣の健康な歯を削らなければならない。
周囲の歯に負担をかける。
治療法部分入れ歯総入れ歯
治療方法とイメージ

失った歯の周囲の歯に金属の留め金をつけて、取り外し可能な人工の歯を留める方法
取り外し可能な人工の歯を顎の上に乗せる方法
硬いものが咬める
違和感がない
美しい仕上がり
保険適応がある

(材料等に応じて)

(材料等に応じて)
特徴[メリット]
歯を削らずに済む。
[デメリット]
食べ物が詰まりやすく、虫歯や口臭の原因になりやすい。
周囲の歯に負担をかける。
[メリット]
簡便である
[デメリット]
入れ歯がぐらついたり、ずれたりする。
食べ物が入れ歯と歯茎の間にはさまり、痛むことがある。

インプラントのよくある質問

手術時間はどれくらいかかりますか?

手術時間はインプラントの本数や手術の難易度により、個人差がありますが、通常、1本30分~1時間程度です。

痛みはありますか?

手術中は患者様の負担を軽減する為に麻酔を利用いたします。麻酔の効果には個人差がありますが、可能な限り痛みを感じないように、楽に施術を受けていただけます。

持病があるのですが、治療はできますか?

全身状態をしっかり把握することから始めます。既往歴や服用しているお薬を十分に確認しながら、治療計画を立てていきます。

インプラント治療の流れ

STEP1

一般的なお口の中の診査、虫歯や歯周病などのデジタルレントゲンによる診査、お体の状態を診査します。

STEP2

インプラント治療に必要な検査を行います。
歯科用CTを用いてインプラントを埋入する部位の骨の量や骨の質などを検査します。

STEP3

STEP1・STEP2の検査結果をもとに、それぞれの患者様に合った治療計画を立てます。患者様のご希望と医師の専門的な見解を踏まえて、治療の方針、治療期間、治療費用などに関してご説明いたします。

STEP4

手術には1回法と2回法があり、当院では、患者様の骨の状態によって1回法、2回法の判断をいたします。また、2回法とは、複雑な処置を併用した場合の手術で、2~3ヶ月程度経過したところでインプラントの一部を歯肉の上に出します。

STEP5

手術後は、インプラントと顎の骨がしっかりくっつくまで、約3ヶ月程度の治癒期間をおきます。この間は、仮歯を使用出来ますので、歯がなくなる心配はありません。

STEP6

インプラントと顎の骨がしっかりくっつきましたら、インプラント部の型取りをします。型をとったものを元に、インプラントに合わせた上部構造を作製し、取り付けます。

STEP7

上部構造を装着し、インプラント治療は終了です。治療後は,装着したインプラントを長期間良好な状態に保つために、定期的な検診が必要です。また、ご自宅でのホームケアも心がけていただきたいと思います。

歯科用CT

歯科用CT
インプラント治療を行う場合、埋入する部位の術前の骨の状態(質や厚み、高さ、形態など)の正確で確実な判断が必要です。
歯科用CTを導入することで、術前の診断だけでなく、術後の状態など、いつでも的確な判断が即日に行えます。
また、医療用のCTと比べ、鮮明な画像データを撮ることができ、被爆量も少なく抑えることができるので、患者様にとって比較的安全性の高い診断が可能です。

身体にやさしい低被爆を実現

一般の医療用X線・頭部CT撮影のおよそ1/30の放射線量で撮影することができます。

患者様に負担の少ない撮影が可能

医科用のCTのように閉所に入ることなく、オープンな空間で服を着たまま撮影します。また、撮影時間も30秒と短時間ですみます。

治療の安全性が高まる

デジタル処理による3次元的な画像により骨の状態や血管の位置、骨密度や厚さなどを正確に把握する事ができるようになりました。これらの情報が事前に分かる事で、治療の安全性が高まります。

ノーベルガイド

ノーベルガイドによる緻密な治療計画を立案し、
より信頼性の高いインプラント治療を実現します!
ノーベルガイドはCTスキャンで撮影した画像から起こした3D画像をもとに、技工所でコンピューターを使って作られる精巧なガイドシステムです。このガイドにはあらかじめシミュレーションで算出したインプラントの埋入場所・角度などが正確に記録され、インプラントの埋入を導きます。手術はこのノーベルガイドを歯肉に装着し、歯肉の一部分に小さな穴をあけて行います。ほとんど歯肉を切らずにインプラントを埋入するために、傷を最小限に抑えることができ術後の回復を早め、即日セットされる仮歯の使い心地も良好となります。

ノーベルガイドの特徴

ノーベルガイドを使用することによってこれまでのインプラント治療よりメリットが多くあります。ガイドを使用するので歯肉を切開せずに治療できるので出血による痛みや腫れがなく治療時間も短縮でき、その日の内にすぐ噛めるようになります。また、コンピューターシミュレーションした正確な埋入が可能ですので余計な切開がなく感染症の心配もありませんし、神経や血管の損傷を抑えます。骨の薄い場所でもピンポイントで埋入場所を割り当てます。見た目はもちろんのこと噛みあわせも正確に合わせられるので治療後の経過も良好です。

GBR(骨再生誘導法)

STEP1 骨補填材を補充

STEP1 骨補填材を補充
骨量不足でインプラントの露出が予測される場合に骨誘導再生療法GBR法を行います。インプラント埋入と同時にGBR法を行う場合と、GBR法によって骨量が回復してからインプラント埋入を行う場合があります。今回は後者の流れを説明します。
まずは、粉砕した骨補填材を補充します。

STEP2 メンブレン(人工膜)で露出部分を覆う

STEP2 メンブレン(人工膜)で露出部分を覆う
骨補填材を補充後、生体材料でできた人工メンブレン(人工膜)で覆い骨の再生を待ちます。(メンブレンは、小さなネジで固定することもあります。)

STEP3 骨生成後フィクスチャ―の埋入

STEP3 骨生成後フィクスチャ―の埋入
約8~10ヶ月後にメンブレン(人工膜)を除去し、骨量が回復したところでフィクスチャ―を埋入します。

STEP4 上部構造の装着

STEP4 上部構造の装着
上部構造を装着し治療完了です。その後、定期的なメンテナンスが必要となります。

上顎洞挙上術(サイナスリフト)

上顎洞の底部分を押し上げ骨を生成する手術

上顎洞の底部分を押し上げ骨を生成する手術
上顎骨(じょうがくどう)の内部には上顎洞と呼ばれる大きな空洞が存在します。そこで、膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、インプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げる技術のことを上顎洞挙上術(サイナスリフト)といいます。

STEP1 歯肉と骨の除去と骨補填剤の充填

STEP1 歯肉と骨の除去と骨補填剤の充填
歯肉と骨の除去をし、上顎洞底部と歯槽骨の間の粘膜を持ち上げ隙間を作ります。その隙間にCGF(完全自己血液由来のフィブリンゲル)と骨補填材を埋入します。

STEP2 骨の造成後インプラント埋入

STEP2 骨の造成後インプラント埋入
血小板濃縮フィブリンゲルを更に埋入し、メンブレン(人工膜)で覆い骨の再生を待ちます。骨の造成が完了後、インプラントを埋入し、しっかり骨と結合させます。
※骨量によってはSTEP2で骨補填剤とインプラントを同時に埋入します。

料金表 ※価格は全て税込表記です。

インプラント
324,000円~432,000円(税込)
CT診断料金
片顎 16,200円(税込)
全顎 21,600円(税込)