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なぜ歯科医院が減るのか——富山の「閉院増」を、山形の未来として考える

歯の豆知識
「歯科医院はコンビニより多い」
そんな時代は、地方ではすでに過去の話になりつつあります。
富山の報道では、県内の歯科診療所がこの20年で減り、背景として
  1. 歯科医師の高齢化と後継者不足
  2. 物価高(特に金属材料の高騰)
が重なっている現実が描かれていました。
この話は、山形県にとっても決して他人事ではありません。


1)「歯科医師の高齢化」——山形も“人が足りない”側にいる

富山では「人口10万人あたり歯科医師数が全国で少ない方」「平均年齢が高い」ことが示されていました。
山形県も同様に、歯科医師は全国平均より少ない水準です。山形県の資料では、人口10万人あたり歯科医師数は66.4人で、全国値(84.2)を下回っています。
つまり、山形も「都市部ほど歯科医師が多くない」側にいると言えます。
さらに山形は地域差も大きく、村山に集中しやすい一方で、最上などでは人口10万人あたりが低いというデータも示されています。
近所の歯医者が閉まったら、次は車で30分」——そういう現実が起きやすい構造です。


2)「物価高」——銀歯(金パラ)高騰で“逆ザヤ”が起きる

富山の報道の核心はここです。
銀歯に使う**金銀パラジウム合金(金パラ)**が高騰し、保険で定められた材料費が追いつかず、歯科医院が持ち出し(赤字)になる=逆ザヤが発生している。
材料の差額に加え、技工料・人件費・光熱費も上がるため、経営的にはかなり厳しい。
山形でも同じく、歯科医院の現場は

  • 材料費の上昇
  • 電気代・消耗品費の上昇
  • 人材確保の難しさ
が重なり、「治療をすればするほど苦しくなる」場面が出やすくなっています。


3)歯科の役割は「治療」から「予防・メンテナンス」へ

富山の報道では、子どものむし歯が減る一方で、
  • 口腔機能発達不全(噛む力など)
  • 成人の歯周病
といった課題が増え、歯科医院は治療中心から予防・メンテナンス中心へ移っていると指摘されていました。

 この方向性は山形でも同じです。
高齢化が進む地域ほど「噛める・飲み込める」を守ることは、健康寿命に直結します。


4)山形のもう一つの課題——歯科衛生士の不足

予防・メンテナンスの要になるのが歯科衛生士です。
山形県の公式ページでも、就業者数は増えていても「依然として不足」と整理されています。
“人がいないからメンテを増やしたくても増やせない”という矛盾が、地方では起きやすいのです。


これから山形で起きうること

富山の事例を「未来の予告編」として見るなら、山形では今後、
  • 後継者不在で閉院が進む
  • 地域によって受診しにくさが増す
  • 予防・メンテの需要が増えるのに担い手が不足する
  • 物価高で保険診療の採算がさらに厳しくなる
こうした“じわじわ効く変化”が重なっていく可能性があります。


江良歯科医院としての考え方(山形市落合町)

私たちは、こうした状況だからこそ、患者さんに対して
  • できるだけ長持ちする治療設計
  • 予防・メンテナンスの継続支援
  • 保険・自費の選択肢を丁寧に説明し、納得して選んでもらう
を大切にします。


近くの歯医者が減っても、山形で“通える歯科医療”を守る」 そのために、地域の皆さんと一緒に、“治療のあと”まで見据えた歯科を続けていきます。


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江良歯科医院
【所在地】山形県山形市落合町字二口203-1
(落合スポーツセンター北側)
最寄り駅:羽前千歳駅/駐車場あり
【電話番号】023-642-1184 

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