山形県 山形市 江良歯科医院
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医院ブログ

インプラントの治療の流れ

歯の豆知識
ブログを見て頂きありがとうございます!
江良歯科医院副院長の江良達宣です!
江良歯科医院は「患者さんの噛む喜びをサポートする」を理念に日々診療に励んでおります。

インプラント治療と聞くと、痛そう、時間がかかりそうと思われるかもしれませんが実は処置時間としては歯の抜歯治療と同じくらいの処置時間で終了し、入院などの必要はありません。
今回はインプラント治療の2回法(オーソドックスな治療方法)の流れを詳しくみていきます。

1 .初診相談(インプラント治療についての治療計画の説明と相談)
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の形、大きさ、位置により治療にも様々な選択肢があります。患者様に無理のない治療を総合的に検討した上で治療計画が立てられます。




2.精密検査
インプラント治療に必要な口腔内の顎や骨の状態をレントゲン写真などを使いデータをとります。
また歯周病検査などを行います。

3.一次手術(インプラント歯根を植立)
歯茎を切開し、顎の骨にドリルで穴をあけ、フィクスチャー(インプラント体)を埋め込みます。
この処置は局部麻酔で行い、簡単なものでは10~20分程度で終了します。侵襲としては抜歯よりも痛くない程度になります。



4.抜糸
一次手術後、約1~2週間ほどで抜糸をし、手術部位の確認を行います。

5.治癒期間(安静期間)
個人差はありますが、3~6ヶ月の安静期間を置くことで、インプラント体と骨がしっかり結合するのを待ちます。
目安は下顎で2~3ヶ月上顎で4~6ヶ月程度です。



6.定期検診(手術部位、口腔内の検診)
手術後、3週間~1ヶ月程度の割合で来院して頂き、手術部位、口腔内の検診をします。

7.二次手術(支柱の取り付け)
歯茎を開いて人工の歯を取り付ける支柱(アバットメント)を装着します。この支柱は仮歯や人工歯とフィクスチャーをつなげる役目をします。
この状態で歯茎が治るまで、1~6週間置きます。



8.装着(人工の歯を作製・装着)
歯茎が治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。形や色は患者様に合わせて作製し、取り付けします。



9.メインテナンスと定期検診
インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。ブラッシングの方法などについて適切な指導を受けてください。また、3ヶ月~半年程度に1回程度の定期検診を必ず受け、インプラントや人工歯の状態、噛み合わせを確認しましょう。

以上がインプラント治療の流れになります。

治療に関して検討したい方や相談したい方はお気軽にご相談ください。